ネットアイドルアカデミーとは、ネットアイドルになりたい皆さんを応援するホームページです!!

ネットアイドルアカデミー概要

ネットアイドルにならだれでもなれる。ネットアイドルになって有名になりたい！　ネットアイドルになって人に注目されたい！　ネットアイドルになってチヤホヤされたい！　そんなあなたの願望を叶えるのが「ネットアイドルアカデミー」です！

ネットアイドル写真講座（理論編）

　写真は一流のネットアイドルを目指すみなさんにとっては、最重要コンテンツです。ところが、この重要性を理解していないサイトが大変多く、ひどい物になると投稿雑誌に掲載されているような品のない、はっきり言ってしまえば下品な写真もかなり見られます。多くの写真がひどい状態です。ここできちんとした物を掲載するだけで、ネットアイドルとして成功する可能性は飛躍的に向上します。

【 いい物にたくさん触れるようにしよう！ 】

　自称ネットアイドルたちのホームページで、「汚い」「下手」、そして「下品」という言葉がぴったりの写真を見かけることがあります。

　単なるホームページでしたら、多少の画像の汚さ、写真の下手さは「そんなものかな」ですまされるでしょう。しかし、アイドルを目指すあなたにとって、汚く下品な写真を掲載するのは言語道断な行為です。いかにきれいに見せるか、ネットアイドルを目指すあなたなら最低限守らなければならない基本です。

　きれいな写真は何であるのかを理解するために、プロのカメラマンがモデルを撮影した写真を数多く見るようにします。「ほかのネットアイドルのサイトを見て勉強しています」との声もありますが、下手で汚い写真を何枚も見たところで、勉強にはなりません。きれいな写真を見ることが勉強なのです。

　もちろん、プロの写真のような物は撮れるはずはありません。しかし、よりよい物に少しででも近づこうとする姿勢が、成功へのカギとなります。「みんながこんな写真を載せているから、わたしも……」では、その他多数の存在になってしまいます。そんな立場から、特別な存在になるためには、みんなと同じことをしていてはだめなのです。

　きれいな写真を見た分だけ、あなたがネットアイドルとして成功する日も近くなります。

【 プロのモデル・アイドルから表情やポーズを盗もう！ 】

　きれいな写真が撮れない原因は二つあります。一つはカメラマンに腕がないから、もう一つはモデルに表現力がないからです。

　写真写りが悪いのを一方的に撮る側のせいにする女性がいます。しかし、写真は瞬間の表情をとらえます。そういう表情をしていたからそう写っただけのことです。太って写るのは、実際に太っているからそう写るのか、どうすれば体が細く見えるのか、ポーズの付け方と、カメラに対する角度を理解していないからです。撮られる側に問題があり、知識が不足しているから、写真写りは悪くなるのです。

　また、ネットアイドルと自称している女性のサイトを見ていると、写真がワンパターンです。表情は一つ、ポーズが数個、服と背景、そして大きさだけが違う写真がずらずらと並んでいます。これでは見ている方は飽きてきます。バリエーションが少ないのです。みんなと同じような写真を掲載したところで、インパクトはないのです。

　その他組のネットアイドルたちの仲間入りしないために、本物のアイドルの写真集から、ポーズや表情を盗み取ってください。アイドルの写真集は見事にオトコが求めているツボを抑えています。自分をかわいく見せる、美しく見せる、魅力的に見せるといった表現の宝庫です。胸を強調するにはどういう体勢をとればいいのか、かわいく見せたいときの目元や口元はどうなっているのか、指先にどういう表情をつければきれいに見えるのか、自分が見て感じたことをどんどん取り入れることで、表情はどんどん豊かになります。

　ネットアイドルの場合、カメラマン側にモデルを誘導する技術を求めることは難しいので、表情やポーズを自分で作らなければなりません。人に撮ってもらうのではなく、写真を「撮らせる」、自分からリードする立場にいる必要があります。ホームページ上での内気なイメージはオトコ受けする要素です。しかし、見えないところでは自分から積極的に主導権を握り、カメラマン役の人間を、手足のごとく使いこなせるようにならなければなりません。そのためにも、撮られる側の知識は重要になります。

【 アイドル写真集の選び方 】

　アイドル写真集を購入する上で気をつけなくてはならないことがあります。オビに「海外」と書いてあるものや、水着の写真集を避けるということです。こういうシチュエーションの写真集は、参考にならないからです。

　日本で水着になる場所を想定してみてください。混雑した夏の海やプールです。ここで写真撮影は無理です。モデルとなるあなたの後ろに、人がうじゃうじゃいます。生活感あふれた写真となり、とても夢を与えるものとはなりえません。海外にあるリゾートのビーチは砂が珊瑚成分なので白くきれいです。日本の海水浴場は沖縄を除くとほとんどが砂。乾いてねずみ色、濡れると黒、生活感にあふれた海水浴場なのです。

　写真集を選ぶときは、できるだけ可能なシチュエーションで撮影しているものを選ぶようにしましょう。

〜 コラム 〜

写真集は安いものではありません。しかし、ネットアイドルとしての地位を築きあげるには必須のアイテムです。本気で成功したいと思うのならば、購入するようにしましょう。古本の写真集を利用すると、コストが抑えられます。古本なので、新品同様とはかぎりませんが、きれいな状態のものがほとんどです。マニアの保存用ではありません。何回も繰り返し見る受験参考書のようなものです。実用書としてとらえれば、中古本も十分に価値のあるものとなります。

【 水着撮影の注意点 】

　カメラマンとなる彼氏つきで海外のバカンスを過ごす予定でもあるならば水着の写真集は大いに参考になることは間違いなしです。

　水着写真を撮る場合、注意点があります。

• ビーチに出たら速攻で写真を撮る
• ふだん着ている水着で撮る（撮影前に何度かプールに行き慣らしておく）
• 下着の跡を残さない
• オイルを塗る

等です。

　夏の日差しは強いものです。この日差しに長時間あたっていると、肌が赤くはれ上がってきます。日焼けでほてった肌に魅力を感じるでしょうか？　真夏、長時間日差しの下にいれば化粧も落ちてきます。水着も新しく買ったものを着ると、前に着ていたウエアとラインが異なるために、日焼けのあとがまだらになります。水着のラインがあわない写真は生活感が満ちあふれ、ネットアイドルの写真としては失格です。水着は何度か着たもので撮影を行うようにします。

　新しい水着は撮影が終わってから着るようにしましょう。

【 ネットアイドルが撮ってはいけない写真 】

　自分の部屋で水着姿になった写真を掲載しているのを目にすることがあります。

　しかし、この水着写真は、下品そのものです。蛍光灯の下、生活感あふれる部屋で撮影する水着の写真、それはネットアイドルの写真ではなく、「投稿雑誌」の写真です。ハメ撮りの一歩手前くらいの下品な写真です。生活感が思いっきり出た写真に夢を感じる人はだれもいません。デジカメのホワイトバランス機能が優れていても、ラボの色補正が優れていたとしても、蛍光灯＋パワーのないストロボで撮った写真で、きれいな色に仕上がるはずはありません。

　ネットアイドルはオトコたちに夢を売らなければ成功はしません。生活感たっぷりの写真に夢を感じる人間はいません。ネットアイドルとして成功したいのならば、このような写真は掲載してはいけません。

〜 コラム 〜

ネットアイドルやコスプレイヤーの写真を見てて思うのですが、どうして極端にあごを引き、上目使いでカメラを見ているのでしょうか？　ほとんどがそのパターンです。上目使いでレンズを見ているために 目に表情がなく、どれもこれも同じ顔に見えてしまいます。本物のアイドルの写真集を見ると、笑ったり、怒ったり、一点を凝視したり実に表情が豊かです。もちろん表情を作る訓練の差や、カメラマンの腕もたぶんに影響しているとは思いますが、鏡を見て表情を作るだけで、ネットアイドルとしての注目度はだいぶ変わってくるでしょう。だって、多くの写真が同じ型で作った蝋人形みたいな表情をしているのですから……。

【 無駄を極力排除する 】

　無駄なものは極力排除がネットアイドル写真の基本になります。

　プロは背景を含め、全体のバランスを考えた撮影をします。これは、何万枚もの撮影をこなしているから可能な芸当です。わたしもそうですが、素人の写真は中に無駄なものがいっぱい入ります。その無駄なものが、生活感をことさら強調してしまいます。背景の無駄なものを排除するには、被写体に寄って撮影します。モデルが占める面積の割合が増えれば、背景に無駄なものが入り込む余地が少なくなります。

　レンズは望遠系を使います。望遠レンズは画角が狭くなるので、背景に無駄なものが入る割合が少なくなります。また、背景がボケることで、余計な物体がくっきりと写るようなことはなくなります。写らなくてもいいような空き缶やごみもボケてくれるので、写真のでき上がりを見て、がっかりする必要もなくなります。

　無駄な物が排除された写真は難しく、なかなか撮れません。そのときは、フォトショップなどでトリミングをし、無駄な画面を省くようにします。ちょっとトリミングをするだけで、写真のイメージはだいぶ変わってきます。特に、無駄な空間があふれる横位置写真の左右をばっさりと切り、縦位置写真にすると、すっきり見えるようになる場合も多々あります。

　ネットアイドルの写真で大切なのは、あなた自身であり、背景ではありません。不必要な背景はばさばさと切り捨てるようにしましょう。写真の見栄えが向上します。

【 望遠系レンズの注意点 】

　望遠系レンズは、いろいろなアラを隠してくれますが、問題もあります。「手ぶれ」です。ピンぼけと思った写真のほとんどが「手ぶれ」が原因です。手ぶれ補正機能のついた明るい望遠レンズを使えば、手ぶれ回避はできますが、値段的には、自己投資といえるようなものではありません。

　ということで、必然的に暗いズームの望遠レンズを使うことになります。望遠＋暗さで、手持ちの撮影では手ぶれは避けることができません。手ぶれを起こしてしまったのでは、せっかくの写真も台無しです。

　これを解決する方法は二つあります。そのうちの一つが三脚を使って撮影することです。しかし、三脚も安物の三脚では、ガタガタしますし、持ち運びとセッティングも面倒。慣れるまでに時間もかかります。もう一つがカメラの感度を上げることです。ISO400、ISO800でも、最近のデジカメはきれいに写してくれます。印刷用としては、感度を上げることは積極的に進められる方法ではありませんが、ネット掲載用ならば問題はありません。手ぶれをしてモヤモヤ感のある写真よりも、ずっと見栄えはいい物になります。

　手ぶれを防ぐために感度を上げて撮影するようにしましょう。

【 ストロボの使い方に気をつけよう 】

　ストロボは暗い場所での撮影を可能にするための道具ではありません。光を演出するための道具です。

　ところが、自称ネットアイドルのホームページに掲載されている写真を見ると、ストロボを使って、故意に汚い写真にしているとしか思えないようなシロモノが多数存在するのに気づきます。特に写真を台無しにしてしまうのが、頭の左右にできる影です。この影のおかげで顔が大きく見えてしまいます。小顔のポーズということで、あごを引き、上目使いで写真を撮っているのでしょうが、背景に映る影がそんな行為を無駄な物にしてしまいます。

　また、真正面からきつい光を当てることで、顔に立体感がなくなります。ストロボの青白い光が、肌を不健康そうな色にしてしまいます。小さなキャッチライトが、表情をきつくしてしまいます。

【 バックの色に気をつけよう！ 】

　最近のカメラは性能が良くなり、やっかいであった露出に関しても、カメラ任せにしても何の問題もありません。それにフィルムの性能も上がり、ネガで露出ミスすることはほとんどなくなりました。しかし、ミスをしないのと仕上がりが良いのとでは話が違います。

　自称ネットアイドルのホームページを見ると、白い壁をバックにしていたり、窓をバックにしていたりする写真を見かけます。そういった写真は顔が暗く写っています。オートモードにすると、カメラは全体のバランスから露出を判断します。すると、面積の多い白や窓の外の明るさを基準に露出を決めますので、被写体は露出アンダーになります。もちろん白バックでも、窓バックでも被写体が画面を占領するような迫力のある写真ならば、カメラ任せでもこうなることはありませんが、ネットアイドルの人たちの写真は無駄な背景が多いために、なおのこと露出が背景にあたってしまいます。

　白バックで撮る場合は、レフ版やストロボで被写体にも十分な光が回るようにします。また、窓を背景に写真を撮っても、室内と外の光に差があるので、バックは白く飛んでしまいます。また、ガラスに反射する光のことを考えると、よほどのカメラマニアに写真を撮ってもらう以外、避けるようにします。

【 写真を撮る時間に気をつけよう！ 】

　野外で写真を撮る場合は時間に気をつけます。

　たとえば、春〜夏の午前10時から午後2時の間、太陽は高い位置にあります。この時間帯に外で写真を撮ると、鼻の下に影が映り見苦しくなります。もちろん、記念写真の類は、きれいに写すことよりも思い出を残すことに重きを置きますのでこのかぎりではありませんが、ネットアイドルにとってホームページに掲載する写真は「命」です。

　写真を撮るのに適した時間帯は季節によって違いますが、春〜夏ならば午後3時〜夕方、秋〜冬ならば午後2時〜夕方がベストの時間帯になります。午前中は気温は高くありませんが、太陽は高い位置にあります。朝、人にいない時間帯に澄み切った空気の中で写真を撮るのもおすすめです。早起きは大変ですが、ネットアイドルにとって写真はそれ以上に大切なものになります。

以下続く